2010年11月11日木曜日

笠松競馬収支改善案、知事が意欲

 古田肇知事は10日の定例記者会見で、笠松競馬の運営推進協議会で提案したレース賞金や騎手らの手当ての4割削減を柱とした収支改善案について、「12月の(レース)開催に間に合わせるためには、今月いっぱいには補正予算案としてまとめたい」と意欲を示した。

 賞金などの4割削減案については、8日開かれた同協議会で、馬主や調教師、きゅう務員らから「到底、受け入れられる額でない」などと反発の声が上がっている。

 古田知事は、馬主らと個々に協議を進め、妥結を急ぐ考えで、「対策が遅れれば遅れるほど、事態は厳しくなる」と説明した。(読売新聞)