2009年9月7日月曜日

迫力の走りに大興奮 川崎競馬場で『ばんえい競馬』


 川崎競馬場(川崎区富士見)に六日、北海道・帯広競馬場から世界唯一の鉄そりレース「ばんえい競馬」の大型馬「ばん馬」がやってきた。重量感あふれる走りに、ファンも大興奮で声援を送っていた。

 ばん馬は、開催が日曜日に重なる「オープンデー」のイベントで登場。川崎に来たのは「ばんえい競馬」所属のシクノヘプリンスとトカチダケの二頭。いずれもサラブレッドの二倍にあたる一トン近い体重で、騎手が乗った三百キロ近い鉄製のそりを軽々と引いていた。

 川崎競馬場では、二〇〇七年度から毎年一回、オープンデーにばん馬を呼んでいる。東京都渋谷区から来た主婦平野栄子さん(65)は「ばん馬を見られると聞いて初めて来た。とても大きく迫力があった」と声を弾ませていた。(東京新聞)
<写真>重量感あふれる走りをみせたばん馬=川崎区で