2013年4月3日水曜日

ホッカイドウ競馬24日開幕


 道農政部は2日、道議会農政委員会に2013年度ホッカイドウ競馬の開催概要を説明した。今季は24日から11月14日までの期間に15回・計80日間の開催が決定済み。
 ホッカイドウ競馬は、日高町富川駒丘の門別競馬場を会場に全日程ナイターで開いている。開催回数・日数は昨年度と同じ。原則、火・水・木曜日に開催する。
 道営競馬の厳しい財政状況から道競馬推進プランの着実な実行による安定した収支構造が求められており、今年度の発売目標額を127億6千万円に設定した。12年度実績は120億円で、7億6千万円、6・33%増を目指す。11年度実績は115億7千万円だった。
 今季の開幕に合わせ、北海道軽種馬振興公社は24、25日と5月1、3日に「春のケイバまつり」を開催する予定。具体的なイベント内容は今後、詰めていく。
 門別競馬場は昨年5月、強い馬づくりを目指して屋内調教坂路施設(鉄骨平屋建て1万1253平方メートル、延長900メートル)が完成。2歳馬の調教が始まっており、道競馬事業室は「坂路を使って心肺機能や筋肉が鍛えられた2歳馬も生まれている。坂路効果でより質の高いレースが期待できる」と話し、集客力のアップによる売り上げ増にも期待している。(Web みんぽう)