2014年8月29日金曜日

シンザン超え国内最長寿に 静内生まれの元競走馬・シャルロット

 国内最長寿のサラブレッドとされ、1996年に死んだ戦後初の三冠馬「シンザン」の記録35歳3カ月11日を、長野県佐久市のスエトシ牧場で飼育されている通算成績61戦2勝の元競走馬「シャルロット」が更新したことが29日、分かった。
   同牧場などによると、シャルロットは79年5月14日、日高管内静内町(現新ひだか町)で生まれた雄のサラブレッド。「アローハマキヨ」の名で地方競馬に出走、85年引退した。その後は各地の乗馬クラブを転々とし、2003年から同牧場で飼われている。26日に35歳3カ月12日を迎え、通算成績19戦15勝2着4回のシンザンを長寿記録では上回った。(北海道新聞)
(写真)サラブレッドの国内最長寿となったシャルロット=28日、長野県佐久市(スエトシ牧場提供)