2014年11月16日日曜日

ブドー騎手ブーツ履かず靴下騎乗で戒告


東京6R、ノワールギャルソンに靴下で騎乗したブドー騎手
 前代未聞の珍事件が起きた−。15日の東京6R新馬戦でノワールギャルソン(2着)に騎乗したピエールシャルル・ブドー騎手(21)がブーツを履かず、靴下のままで騎乗し、装具の注意義務を怠ったとして戒告処分を受けた。
 発走委員が発走前にゲート裏で気付き、レース後に裁決へ報告。事前の前(まえ)検量では負担重量をクリアしていたが、6Rの勝負服が通常の勝負服より100グラム程度重かったため、直前の検量で減量が必要となり、自身の判断でブーツを脱いだ模様。庄村裁決委員は「本人から通常のフランスでの行動で日本で禁じられているとは思わずに脱いだという説明があった。ブーツの着用は当然のことでルールに明記されてないが、安全上、また公正競馬にも影響が出る可能性がある」と処分理由を話した。(日刊スポーツ)