2014年12月10日水曜日

JRA:ピンクブーケ号からカフェイン検出

 日本中央競馬会(JRA)は10日、今月7日の中山競馬場(千葉県船橋市)第6競走で1着になったピンクブーケ号(牝2歳・小西一男厩舎<きゅうしゃ>)の尿から同会競馬施行規程で定めた禁止薬物であるカフェインが検出されたと発表した。競走能力を一時的に高めたり減じたりする薬物の使用は競馬法で禁じられており、JRAは10日、県警船橋署に調査を依頼した。 ピンクブーケ号は同競走失格。8日から16日まで出走停止処分になった。これにより同競走の2着以降の着順は一つずつ繰り上がるが、払戻金の変更はない。JRAによると、競走後の尿検査で禁止薬物が検出されたのは1993年以来。(毎日新聞)