2012年11月21日水曜日

佐賀競馬単年黒字 3年ぶり、3500万円


 佐賀競馬を運営する県競馬組合(管理者・坂井浩毅副知事)の定例議会が20日、同競馬場で開かれ、約3500万円の黒字となった2011年度決算を認定した。本年度予算から繰り上げ充用し、単年度収支は3年ぶりの黒字。約2億4800万円あった累積赤字は約2億1400万円に圧縮された。
 11年度決算は歳入約112億9500万円で、前年度より約1億3700万円(1・2%)の減。歳出は約115億900万円で、1億7200万円(1・5%)の減となった。差し引き2億1400万円の歳入不足となり、本年度予算から繰り上げ充用した。
 景気の長期的な低迷などで売り上げは年々減少し、発売金額から返還金を除いた売上金は前年度比1億5100万円(1・5%)ダウン。一方で、賞金・奨励費、人件費などの削減に取り組んだ結果、単年度収支は黒字となった。
 本年度も今月4日までの売り上げ総額は前年度比95%と減少し、厳しい状況が続いている。同組合は、40周年記念「九州大賞典」や重賞競走「佐賀記念」の開催に加え、11月から始まったJRAの「I-PAT」によるネット発売を増収策の一つに収支改善を図りたいとしている。(佐賀新聞)

2012年11月20日火曜日

「廃止本当か」「寂しい」 福山競馬、関係者やファン動揺


 福山市が福山競馬について「来年度予算は組めない」と関係者に伝え、事実上、本年度での事業廃止方向が明らかになった19日、厩務(きゅうむ)員や調教師たち関係者やファンに動揺が広がった。「継続に向けて経費を削る余地はまだある」との声の一方で、「運営は厳しく、やはりか」と気落ちする姿もあった。
 「本当に廃止の方向なんか」。競馬場の厩舎で作業をしながら厩務員岡野雅樹さん(32)がつぶやいた。一人息子はまだ5歳。「どうせやめるなら、早く雇用や生活費の補償について話し合いたい」
 40年働くベテラン厩務員の世良吉正さん(65)は「職場がなくなると思うと寂しい」と馬をなでた。働き始めたのは高度経済成長期の最中。福山競馬は計約400億円を市の財政に繰り入れ、公共施設整備などに貢献してきた。「生活をどうすればいいんでしょうか」と肩を落とす。
 競馬ファンとして通い詰めた元厩務員の会社員加藤隆由さん(38)=岡山市南区=は「福山のシンボルがなくなってしまう」。会社員神原伸二さん(46)=福山市松永町=は「中国地方唯一で自慢だったのに」と残念がった。
 福山競馬は現在、累積赤字18億6900万円を抱え、経営難は深刻。本年度上半期(4~9月)の収支も約2100万円の赤字を計上した。市は18日、一部の競馬関係者に来年度の事業継続は不可能との認識を伝えた。羽田皓市長は近く廃止を表明するとみられる。
 ただ調教師の渡辺貞夫さん(64)は「本当にこれ以上の経費削減はできないのかね」。廃止の方向にそう疑問を呈した。(中国新聞)
【写真説明】馬をなでながら福山競馬の行方に不安を隠せない世良さん

2012年11月18日日曜日

福山競馬廃止表明へ


 福山市が累積赤字19億円を抱える福山競馬について、「来年度の予算は組めない」として競馬事業の継続は不可能との認識を一部競馬関係者に伝えたことが18日、分かった。売り上げの減少が深刻化し、市が事業継続の条件とする本年度の「実質単年度収支の黒字」は困難な情勢。羽田皓市長は近く、本年度内での廃止を表明するとみられる。
 廃止されれば、中国地方に地方競馬はなくなる。存廃の岐路にあるほかの公営ギャンブルにも影響を与えそうだ。
 複数の競馬関係者によると、市幹部が18日、競馬関係者の一部に「売り上げの減少は深刻」などと伝え、事業の継続は不可能との見方を示したという。
 本年度の上半期(4~9月)収支は、約2100万円の赤字を計上。1日当たりの売り上げも、当初予算の見込みを下回った。市は今月の市議会競馬事業特別委員会などでは、来年度の予算編成について「厳しいが可能かどうか検討を続ける」と説明した。(中国新聞)

2012年11月17日土曜日

福山競馬「フルゲート作戦」  東京都馬主会から30頭購入へ


 厳しい経営が続く福山競馬の魅力を向上させようと、県馬主会は、年内にも東京都馬主会から競走馬約30頭を購入することを決めた。福山競馬では現在、競走馬が約320頭しかおらず、10頭立てに満たないレースが多いため、出走頭数を増やして観客を呼び込もうとの狙い。県馬主会の岡田義見会長は「できるだけ早くフルゲート(10頭立て)で、1日11レースを開催してもらいたい」と意気込む。
 今月、川崎市で行われた全国の馬主会会議で、岡田会長が事業存続への協力を呼びかけたところ、東京都馬主会が協力を申し出た。同馬主会から1頭あたり20~30万円で購入するという。
 福山競馬では1日11レース以上を目標にしているが、競争馬の数が少ないため、今年上半期(48日間)では、24日間で1日10レースの編成になった。
 また、県馬主会などでつくる福山競馬振興協議会は、競馬事業の存続を求めて羽田皓市長宛ての陳情書を市に提出。2014年度からは、改正競馬法により、現在約75%の払戻率を70~80%の範囲で決められるようになるため、同年度の収支を存廃の判断材料にするように求めている。
 市は「あくまでも実質単年度収支の黒字が事業継続の条件、という答申に沿って判断をする」としている。読売新聞)

2012年11月16日金曜日

福山競馬「事業継続厳しい」


 福山市は15日の市議会決算特別委員会で、福山競馬の本年度の上半期(4~9月)収支が、2千万円程度の赤字だったことを明らかにした。本年度収支と来年度予算について、事業継続の条件とする実質単年度収支の黒字が「大変厳しい」との見方をあらためて示した。
 市財政政策課は第1四半期(4~6月)の赤字額(1085万円)を挙げ「第2四半期(7~9月)もほぼ同程度」と説明。正式な額は16日の市議会競馬事業特別委で公表するとした。
 また佐藤彰三財政局長は「来年度の予算案を詰めているが、収入と支出に大きな差が生じて苦慮している。経費節減などで(黒字を確保できる)予算案を組めるように取り組みたい」と述べた。
 市議からは「将来の財政運営を考え(単年度収支の黒字が継続条件の)答申を基に賢明な判断を」「廃止後の方策を関係者と話し合う場を設けるべきだ」などの意見が出た。
 広島県馬主会や県調騎会などでつくる県福山競馬振興協議会は、売上金の払戻率が柔軟化される見通しの2014年度までの継続を市に陳情している。これについて佐藤局長は「数年先をにらんで答申を凍結すると、赤字を垂れ流すことになりかねない。答申に沿って、できることを最大限努力する」と述べた。(中国新聞)

ホッカイドウ競馬、2年連続売り上げ増


 道営ホッカイドウ競馬は15日、今季の全日程(80日)を終了した。売り上げは2年連続で前年を上回って、119億9000万円となり、道の発売計画額(119億8000万円)をわずかに上回った。7年ぶりに計画額を超えた前年に続いて、好調な売り上げを記録した。道競馬事業室によると、インターネット販売が好調で、開催79日目の時点で、前年の販売額を1割上回った。10月から、全国約117万人が登録する日本中央競馬会(JRA)のインターネット販売システムからも、道営競馬の馬券を購入できるようになり、ネット購入を後押ししたとみられる。日高町の門別競馬場には、閉幕を惜しむ多くのファンが訪れ、熱戦を繰り広げる馬たちに声援を送っていた。読売新聞)
【写真】今季の最終レースで競走馬に声援を送る競馬ファンたち(15日、日高町の門別競馬場で)

2012年11月10日土曜日

大井の坂井英光騎手、地方競馬通算1500勝達成


 9日、川崎競馬場で行われた1R・新馬2()()で、2番人気のセイントスターが優勝。騎乗していた坂井英光騎手(37歳、大井・栗田裕光厩舎所属)は、954月のデビューから177か月、13589戦目で地方競馬通算1500勝達成となった。地方競馬では史上146人目、現役では59人目の快挙となる。
 なお、1,500勝達成記念表彰式は、1111()に大井競馬5レース終了後、大井競馬場賞典台で実施される。(NETKEIBA.COM)

【坂井英光騎手プロフィール】 1975411日生まれ(37)
1995
1995411日初出走 1995623日初勝利

【主な重賞勝ち鞍】 08年大井記念(大井)コウエイノホシ 09年サンタアニタトロフィ(大井)ブルーホーク 11年船橋記念(船橋)ジーエスライカー 12年アフター5スター賞(大井)ジーエスライカ