2009年1月30日金曜日

高知競馬:景気悪化で、売り上げ減止まらず 収支見込み下方修正

 県は29日、高知競馬の収支状況を発表し、今年度末の収支見込みを第2四半期終了時の計画より1000万円以上少ない約3600万円に下方修正した。年末年始の自場売り上げが計画の約7割にとどまるなど、県は「景気悪化の影響が大きく、売り上げ減少に歯止めがかからない」と危機感を抱いている。
 県競馬対策課によると、第3四半期(10月6日~12月31日)は、入場料などの収入が10億5040万円、賞典奨励金や人件費などの支出が10億5090万円。収支は48万2000円の赤字で、計画に比べ赤字額が約52万円多いものの、ほぼ計画通りだった。
 しかし、第4四半期に入り、第16回開催(1月1~12日)の終了時点で25万9000円の赤字が出ており、計画(1188万円)を大きく下回っている。このため、年度末の収支見込みを約4700万円から約3600万円に減額修正した。
 第3四半期は、中央競馬の重賞レースの開催が多いため、例年売り上げが落ちるが、書き入れ時の正月三が日を含む第16回開催で年間の収支を改善させてきた。しかし今年は高知競輪と開催が重なるなどして、自場売り上げが計画の75%にとどまった。
 さらに、同課は景気後退の影響による客離れを指摘しており、「予断を許さない状況で、他場分の売り上げを中心に収支改善に努めたい」と話している。(毎日新聞)