沿岸部で岩手競馬の馬券の売り上げが好調だ。宮古、種市(洋野町)の両場外馬券売り場では、販売額がそろって昨年を上回っており、関係者は震災による影響を指摘している。
県競馬改革推進室によると、5月14日~今月5日までのレース開催日90日間の馬券売上金額は宮古の場外馬券売り場で2億7800万円、種市では4億8800万円。宮古では昨年同期の1・5倍、種市では約1・1倍となる好調ぶりだ。
県競馬組合の平野直・経営管理部長は「震災により沿岸部の行楽施設が被災し、競馬が身近な娯楽として親しまれているのではないか」と分析。宮古に限っては、隣接する釜石の場外売り場が被災して、営業を休止していることも影響しているという。
一方、県内全体の売り上げは前年比で約10%減少した。(毎日新聞)
2011年12月11日日曜日
2011年12月10日土曜日
岩手競馬:昨年度の収支均衡は維持 存続条件クリア
県競馬組合議会がこのほど、盛岡市内で開かれ、岩手競馬の今年度一般会計補正予算や10年度決算などを承認した。
補正予算は、馬券発売機などの更新に伴い、2億3221万3000円を計上。維持コストや人件費の削減につながり、全国の地方競馬発売所で払い戻しができ、利便性も上がるという。
10年度の発売額は184億3600万円。東日本大震災により3月の特別開催を中止したため、計画額を11%下回ったが、日本中央競馬会(JRA)からの寄付金などにより、経常損益を0とし、存続条件の収支均衡を保った。入場者数は前年度比14・5%減の30万5667人だった。
また、管理者の達増拓也知事は来年度の予算編成にあたり、賞金や出走手当など賞典費の引き上げを前向きに検討する考えを示した。岩手競馬の賞金は経費削減のため06年以降毎年引き下げられ、全国最低水準となっている。(毎日新聞)
補正予算は、馬券発売機などの更新に伴い、2億3221万3000円を計上。維持コストや人件費の削減につながり、全国の地方競馬発売所で払い戻しができ、利便性も上がるという。
10年度の発売額は184億3600万円。東日本大震災により3月の特別開催を中止したため、計画額を11%下回ったが、日本中央競馬会(JRA)からの寄付金などにより、経常損益を0とし、存続条件の収支均衡を保った。入場者数は前年度比14・5%減の30万5667人だった。
また、管理者の達増拓也知事は来年度の予算編成にあたり、賞金や出走手当など賞典費の引き上げを前向きに検討する考えを示した。岩手競馬の賞金は経費削減のため06年以降毎年引き下げられ、全国最低水準となっている。(毎日新聞)
2011年12月9日金曜日
水沢競馬 きょう再開 来月9日まで14日間

東日本大震災のために開催が見送られていた水沢競馬が10日から、奥州市水沢区の水沢競馬場で再開する。スタンドが損傷し、競馬場の存続さえ危ぶまれたが、地方競馬全国協会から補助金を受け復旧工事を終えた。年間約80日間のレースは、14日間に減るが、騎手や厩務(きゅうむ)員らは「ようやく地元の期待に応えられる」と出走のファンファーレを心待ちにしている。
8日早朝。同競馬場では薄暗いうちから何頭もの馬が白い息を吐きながら、馬場を駆けていた。菅原俊吏騎手(30)は「開催を待っていたファンに、いつも以上に良いレースを見せたい」と声を弾ませた。
震災後は馬の飼育費支給や厩務員の給与も減った。県調騎会(奥州市水沢区)の村上昌幸副会長(57)は、「不安のない環境で調教することすら難しいが、馬主やファンのために最高のレースを目指したい」と話す。
水沢開催は来年1月9日まで。同競馬場は12日まで、入場料を無料とする。10日は先着1050人に畜産加工品をプレゼント。昨年に「岩手ダービー」など岩手三冠馬となったロックハンドスターの記念展も開かれる。(読売新聞)
【写真】10日のレースに向けて調教する騎手ら(8日、奥州市の水沢競馬場で)
2011年12月3日土曜日
荒尾の岩永騎手、佐賀競馬へ 通算200勝達成

荒尾競馬組合は2日、人気女性ジョッキー岩永千明騎手(29)の佐賀競馬(鳥栖市)移籍が決まったと発表した。来年1月1日付。先に佐賀移籍が決定した幣旗吉昭調教師(58)の厩舎[きゅうしゃ]に所属。騎手候補生小山紗知伽さん(17)と共に新天地へ挑む。
岩永騎手は佐賀県出身。2004年4月にデビューし、04、05年の全日本レディース招待競走で2連覇。07年には落馬で大けがを負ったが復帰を果たし、昨年のレディースジョッキーズシリーズでも初の女王に輝いた。
2日の第6レースで「今年の目標」としていた通算200勝を達成。「絶対に荒尾で200勝したいと思っていた。これまで支えて下さった方々に感謝したい」と話した。
一方、荒尾市競馬20+ 件対策課は、11月末現在で競馬関係者102人のうち進路決定者は42人にとどまり、半数以上が未定であることを明らかにした。このうち36人は再就職支援を希望しているという。
前畑淳治市長は「満足のいく数字ではない。新年度から新しい生活に入ってもらえるよう、県やハローワークとも協力して支援にあたりたい」としている。(熊本日日新聞)
【写真】2日の第6レースで通算200勝を達成した岩永千明騎手。来年1月からは佐賀競馬で騎乗する=荒尾市の荒尾競馬場
2011年12月2日金曜日
荒尾競馬:武豊騎手来場に沸く--年内廃止
日本中央競馬会(JRA)の人気騎手、武豊騎手(42)が1日、荒尾市の荒尾競馬に出場、騎乗後のトークショーでも会場を沸かせた。大勢のファンらが駆けつけ、来場者は2018人と通常の平日開催の約2倍だった。
荒尾競馬は今月23日の最終レースで競馬開催を終了する。武騎手はそれを知り、一肌脱ぎたいと廃止前の来場を希望したという。荒尾競馬での騎乗は今回が3回目。騎乗した第7レースで惜しくも2着に。トークショーでは「荒尾での最後のレースなので勝ちたかった」と残念がった。荒尾競馬について「中央の競馬場と比べ、ファンとの距離が近い。こんなに海が近い競馬場も他にない。コースも乗りやすい」と話し、廃止を惜しんだ。
最後に「こうやってたくさん来ていただいて、我々にとっては一番うれしい。僕自身も頑張っていこうと思っていますので、皆さんも競馬を応援してください」と呼びかけた。
◇23日お別れイベント--馬場開放、プレゼント用意
荒尾競馬組合は1日、最後の開催となる23日にファイナルイベントを開くと発表した。通常大人100円の入場料を無料にし、レース終了後は馬場を開放する。通常11レース行うところを全9レースとし、午後3時半ごろに終了。前畑淳治市長がファンにあいさつして、馬場への立ち入りを自由にする。(毎日新聞)
来場した先着4000人に2012年のオリジナルカレンダー、同5000人に馬場の砂を入れた小瓶をプレゼントする。カレンダー作製は今年が最後となるため、荒尾競馬に所属した往年の名馬が写真で紹介されるという。
この他、体験乗馬やくまもと赤牛焼き肉の試食会などがある。
荒尾競馬は今月23日の最終レースで競馬開催を終了する。武騎手はそれを知り、一肌脱ぎたいと廃止前の来場を希望したという。荒尾競馬での騎乗は今回が3回目。騎乗した第7レースで惜しくも2着に。トークショーでは「荒尾での最後のレースなので勝ちたかった」と残念がった。荒尾競馬について「中央の競馬場と比べ、ファンとの距離が近い。こんなに海が近い競馬場も他にない。コースも乗りやすい」と話し、廃止を惜しんだ。
最後に「こうやってたくさん来ていただいて、我々にとっては一番うれしい。僕自身も頑張っていこうと思っていますので、皆さんも競馬を応援してください」と呼びかけた。
◇23日お別れイベント--馬場開放、プレゼント用意
荒尾競馬組合は1日、最後の開催となる23日にファイナルイベントを開くと発表した。通常大人100円の入場料を無料にし、レース終了後は馬場を開放する。通常11レース行うところを全9レースとし、午後3時半ごろに終了。前畑淳治市長がファンにあいさつして、馬場への立ち入りを自由にする。(毎日新聞)
来場した先着4000人に2012年のオリジナルカレンダー、同5000人に馬場の砂を入れた小瓶をプレゼントする。カレンダー作製は今年が最後となるため、荒尾競馬に所属した往年の名馬が写真で紹介されるという。
この他、体験乗馬やくまもと赤牛焼き肉の試食会などがある。
競馬継続の最大条件クリアへ
存廃の岐路に立つ福山競馬が、現在の発売収入が維持できれば本年度の実質単年度収支が黒字となり、事業継続の最大条件をクリアする見通しとなった。福山市の羽田皓市長が1日、市議会で明らかにした。来年度の予算編成ができるか、どうかが残る条件となる。
市競馬事務局によると、計64日間開催した11月27日までの売り上げは1日平均8358万円。当初予算の8234万円に比べ101・5%を維持した。4~12月の計63日間で91・0%だった昨年度と比べ、約10ポイント上回っている。東日本大震災の影響で東北地方などのレース中止が相次ぎ、インターネット投票が大幅に増えた。
1~3月の第4四半期は例年、売り上げが伸びる傾向にある。昨年度の同期は、当初予算に比べ125%を達成した。羽田市長は、市議会で「現行水準の発売収入なら本年度は収支を確保できる」と説明した。
福山競馬は約20億円の累積赤字を抱える。来年度の予算編成は、震災の影響が収まり、減少することが予測される収入と、振興策などの出費のバランスが課題となる。(中国新聞)
市競馬事務局によると、計64日間開催した11月27日までの売り上げは1日平均8358万円。当初予算の8234万円に比べ101・5%を維持した。4~12月の計63日間で91・0%だった昨年度と比べ、約10ポイント上回っている。東日本大震災の影響で東北地方などのレース中止が相次ぎ、インターネット投票が大幅に増えた。
1~3月の第4四半期は例年、売り上げが伸びる傾向にある。昨年度の同期は、当初予算に比べ125%を達成した。羽田市長は、市議会で「現行水準の発売収入なら本年度は収支を確保できる」と説明した。
福山競馬は約20億円の累積赤字を抱える。来年度の予算編成は、震災の影響が収まり、減少することが予測される収入と、振興策などの出費のバランスが課題となる。(中国新聞)
2011年12月1日木曜日
特区で7重勝馬券ができる佐賀競馬
内閣府は11月28日、特定地域で国の規制を緩和する「構造改革特区」として、佐賀競馬(佐賀県鳥栖市)を運営する県競馬組合が、法律で認められてない「7重勝単勝式」の馬券を販売することを認定した。
組合は、2年連続の赤字決算で、収入増が喫緊の課題となっており、収益増に結びつくことを期待している。
7重勝単勝式は、指定した7レースの1着馬をすべて予想する馬券。現行の競馬法では、「5重勝」までと定められているが、組合は、新しいタイプの馬券がファンの獲得につながるとして、特区申請していた。来年度からインターネットで販売する予定で、年間の売り上げ目標額は約2億6400万円。
「7重勝」の発売は全国初で、組合の江崎保夫事務局長は「配当が高くなるのが魅力。ネット販売を通じて、全国の競馬ファンに佐賀競馬の魅力を伝えたい」と話している。
県競馬組合の昨年度の決算は、馬券売り上げ減少が響いて2年連続の赤字で、累積赤字額は2億4800万円に膨らんでいる。
歳入は114億3100万円で、馬券売り上げは前年度比4・8%減の104億2200万円。入場者数(専用場外発売所を含む)は9・4%減の48万9900人で、競馬場での売り上げが11・5%ダウンの51億6800万円にとどまった。
歳出は116億8000万円。1着賞金を削減し、賞金・奨励費を1・4%減の12億5600万円に抑え、職員の人件費も13・8%減の1億6400万円まで下がった。
日本中央競馬会(JRA)や荒尾競馬(熊本県)との交流などによるレースの多様化を図ったが、収入減に歯止めがかからなかった。11月25日に開かれた組合の定例議会では、馬券の売り上げが前年度比で約2割落ち込んだ田野場外発売所(宮崎市)について、早急な廃止を求める意見などが出た。(読売新聞)
組合は、2年連続の赤字決算で、収入増が喫緊の課題となっており、収益増に結びつくことを期待している。
7重勝単勝式は、指定した7レースの1着馬をすべて予想する馬券。現行の競馬法では、「5重勝」までと定められているが、組合は、新しいタイプの馬券がファンの獲得につながるとして、特区申請していた。来年度からインターネットで販売する予定で、年間の売り上げ目標額は約2億6400万円。
「7重勝」の発売は全国初で、組合の江崎保夫事務局長は「配当が高くなるのが魅力。ネット販売を通じて、全国の競馬ファンに佐賀競馬の魅力を伝えたい」と話している。
県競馬組合の昨年度の決算は、馬券売り上げ減少が響いて2年連続の赤字で、累積赤字額は2億4800万円に膨らんでいる。
歳入は114億3100万円で、馬券売り上げは前年度比4・8%減の104億2200万円。入場者数(専用場外発売所を含む)は9・4%減の48万9900人で、競馬場での売り上げが11・5%ダウンの51億6800万円にとどまった。
歳出は116億8000万円。1着賞金を削減し、賞金・奨励費を1・4%減の12億5600万円に抑え、職員の人件費も13・8%減の1億6400万円まで下がった。
日本中央競馬会(JRA)や荒尾競馬(熊本県)との交流などによるレースの多様化を図ったが、収入減に歯止めがかからなかった。11月25日に開かれた組合の定例議会では、馬券の売り上げが前年度比で約2割落ち込んだ田野場外発売所(宮崎市)について、早急な廃止を求める意見などが出た。(読売新聞)
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