2010年12月17日金曜日

笠松競馬存続へ役立てて 賞金基金100万円寄付


 今月設立が決定した笠松競馬の賞金基金に、笠松町商工会の2人が16日、計100万円を贈った。基金は、経営難のため削減されるレース賞金を補うのが目的で、今回が寄付第1号。

 寄付をしたのは松原登士弘名誉会長(83)と山下定良会長(67)。松原名誉会長から70万円、山下会長から30万円が笠松町の広江正明町長に手渡され、町長からは感謝状が贈られた。

 松原さんは「競馬場は小さいころから見に行った思い出の場所。新聞で基金の存在を知り、存続のために役立ててほしいと思った」と話し、広江町長は「大変ありがたい。他の方にもご賛同いただければ」と感謝していた。

 基金設立は6日の県地方競馬組合議会で決まり、本年度の目標は100万円としていた。(中日新聞)