2011年2月22日火曜日

岩手競馬、1場開催で再試算へ 県、4パターンの収支検討

 岩手県などが設置した有識者会議「岩手競馬経営の将来方向検討会議」は21日、盛岡市で4回目の会合を開き、現在の盛岡競馬場(盛岡市)と水沢競馬場(奥州市)の2場から1場体制に移行した場合の収支について、県が試算することを決めた。3月18日の会合で試算に基づき議論する。
 それぞれの競馬場で、両競馬場の厩舎(きゅうしゃ)を現状のまま利用した場合と一方だけ残した場合を計算し、計4パターンを示す。2場を維持しながら盛岡、水沢両競馬場のどちらかで長期間、レースを開催した場合も試算する。
 1場開催については2008年6月、県競馬組合の構成団体で組織する「持続可能な岩手競馬を考えるプロジェクト・チーム」が試算結果を示し、「いずれの場合でも大幅な収支改善効果は期待できない」と結論づけた。
 今回の試算は検討会議の委員から提案を受け、県があらためて実施する。県競馬改革推進室は「08年当時より売り上げが減少していることを踏まえ、より詳細な試算をしたい」と話している。(河北新報)