2012年1月4日水曜日


 福山市が運営する福山競馬は2日の正月競馬で、本年度第4四半期(1~3月)のレースを始めた。本年度最多の2865人が来場した。実質単年度収支の黒字を事業継続の条件とする市は近く、新年度も続けるか、どうか判断する。

 この日の売り上げは1億900万円。第1~3四半期の1日当たりと比べ、約30・9%多かった。観客席前で広島県調騎会騎手部会の黒川知弘会長が「ファンの意見も聴き、盛り上げていきたい」と新年のあいさつをした。

 第1~3四半期の総売り上げは59億9573万円で、前年度同期比約16・6%の増だった。市は、現状を維持すれば黒字となる可能性が高いとみている。(中国新聞)

【写真説明】正月を迎え本年度最多の来場者となった福山競馬