2012年3月17日土曜日

岐阜県地方競馬組合:一般会計117億円

県地方競馬組合の定例議会が16日開かれ、職員給与の抑制を延長する条例改正と、総額117億6000万円の新年度一般会計予算が決まった。笠松競馬の年間開催日数は95日間980レースを予定している。

 歳入では勝馬投票券(馬券)発売収入が対前年度比約3億円増の109億9000万円を見込み、通常発売を106億円、JRA発売は試算の4億8000万円から手数料などを差し引いた3億8000万円を見込んだ。

 組合管理者の広江正明・笠松町長は「有料入場者数、発売総額など対前年度比で増加した。名古屋競馬との年末年始のすみ分けや、川崎競馬との場外発売の連携などが効果をもたらした」と成果を強調し、基金の繰り入れなしに決算できたことを率直に喜んだ。(毎日新聞)