2013年2月19日火曜日

岩手競馬 三本木でJRA馬券 新年度内に販売開始


 岩手県競馬組合は18日、盛岡市であった運営協議会で、三本木場外馬券売り場(宮城県大崎市)で新年度内に日本中央競馬会(JRA)の馬券の販売を始めることを明らかにした。GⅠレースを中心に扱い、業務はJRAから受託する。
 三本木場外の本年度発売額は前年度比9.2%増の14億円で、岩手競馬の場外10カ所で最多。
 協議会ではこのほか、第4期まで(昨年4月7日~ことし1月14日)の発売額が176億3000万円となり、計画を1.5%上回ったことが公表された。
 年間発売額は計画比2億6500万円増の181億2700万円に上方修正。施設整備や退職手当の基金を積み増すなど販売・管理費を計画比1億1900万円増やすが、年間黒字は8000万円を確保する。
 現在使っていない投票所スペースなどを活用し、スクリーンや券売機を新設する。必要経費は新年度予算に盛り込む。組合は「三本木周辺は企業進出などで若い世代の客が増えており、JRA販売を求める声が強まっていた」と説明している。(河北新報)