2009年5月29日金曜日

荒尾競馬:9月提言へ向け、検討会初会合

累積赤字13億円を抱えて経営難に陥っている荒尾市の荒尾競馬組合(管理者、前畑淳治荒尾市長)は28日、「第1回荒尾競馬あり方検討会」(会長、荒井克彦熊本学園大教授、7人)を開いた。
 同競馬は、三井三池の炭鉱閉山による地域経済の悪化やレジャーの多様化などの影響を受け、98年に赤字に転落して以降、赤字決算が続いている。08年度決算は累積赤字が13億6900万円に上る見込み。
 この現状を打開するため市と競馬組合が、有識者と市民など第三者を交えた「あり方検討会」を設置、初会合を開いた。競馬関係者のヒアリングなど月1回のペースで意見交換し、9月に活性化策や経費節減などについて提言書をまとめることにしている。(毎日新聞)