2009年11月20日金曜日

道営競馬に継続の兆し? 本年度終了売上高、計画の98%

 道営ホッカイドウ競馬は19日、門別競馬場(日高管内日高町)で本年度の開催を終えた。本年度の総売り上げは08年度比1・4%増の115億4600万円、計画比でも98%と健闘した。道は、道営競馬の経営再建で2010年度の収支均衡を存続の条件としている。本年度の売り上げについて道競馬事業室は「不況の中、売上高は比較的順調に伸び、来年へつながる結果となった」と話している。
 今季のレースは、4、5月の札幌開催(6日間)の売り上げが計画比89%の7億2100万円。5~11月の門別開催(75日間)は、7月8日に豪雨で中止もあったが、計画比99%の108億2400万円と善戦した。
 同事業室は「昨年は15日間、昼間のレースだった門別開催を今年はすべてナイトレースにしたことが大きかった」と分析している。(北海道新聞)