2010年6月14日月曜日

福山競馬、存続願い緊急集会


 広島県調教会など8団体でつくる福山競馬関係団体連絡会議(渡辺貞夫会長)は13日、福山市千代田町の県馬主会館で、緊急集会を開いた。賞典奨励費のさらなるカットを受け入れてでも事業存続を求めていくことで一致した。

 競馬関係者ら約90人が出席した。福山市営競馬検討委員会(吉原龍介委員長)が廃止の方向で答申する方針を決めた経緯を八木徹県馬主会長が説明。「現場の人間が痛みを伴って収支均衡を図らない限り、存続はあり得ない状況だ」と語った。

 出席者からは「自分たちには競馬しかない」「生活が厳しくなっても事業存続が第一」などと、廃止の方向性を見直すよう求める意見が相次いだ。

 福山競馬の2009年度の賞典奨励費は約9億7千万円。10年前の3割程度に減っている。集会では、各団体ともさらなる減額を受け入れる意思があることを確認。次回の検討委までに、存続の要望書を吉原委員長に提出することを決めた。(中国新聞)

【写真説明】検討委の答申の経緯について、競馬関係者に説明する八木県馬主会長(右端)