2009年4月28日火曜日

ユメロマンに続け 愛情いっぱい静内農高子育て日記


 新ひだか町の静内農業高校(尾形春夫校長)でサラブレッドの子馬が生まれ、元気に育っている。栗毛の牝馬。競走馬を目指し秋の競り市に出す予定。

 馬産地の静内農高は、生産科学科で全国唯一、軽種馬学習を取り入れ、馬の繁殖、育成、調教、乗馬を一貫学習。子馬もほぼ毎年、生まれている。

 出産した母馬は13歳のミシェロガール、父はスターリングローズ。母馬は静内豊畑の原ファームから譲り受け、3月20日に飼育する馬術部の厩舎(きゅうしゃ)にやって来た。

 5月6日に出産予定だったが、予定より早く4月17日朝に生まれた。生まれたときの体重42キログラム。体高92センチとやや小柄だったものの、今は「元気いっぱい跳び回っている」という。

 名前は生徒から募ることにしている。中央競馬で活躍したユメロマン(3勝)に続けと、馬術部員は愛情を注いで子馬の世話をしている。(苫小牧民報)
<写真>生まれた子馬、母のミシェロガールと世話をする農高生たち