2009年7月24日金曜日

481騎いざ出陣 相馬野馬追が開幕


 東北の夏祭りの先陣を切って、国指定重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」が23日開幕した。初日は旧相馬藩の五つの郷ごとに出陣式が行われ、先祖伝来の甲冑(かっちゅう)に身を固めた481騎の騎馬武者が街を勇ましく進んだ。

 総大将を擁する宇多郷(相馬市)では出陣を前に、相馬中村城跡北三の丸にある相馬氏邸宅で、「三献の儀」が執り行われた。

 総大将である相馬家第33代当主・相馬和胤さんの長男、行胤(みちたね)さん(35)らは、かつての相馬藩の歌と言われる民謡「相馬流れ山」を斉唱して、士気を高めた。

 午前9時半、相馬中村城跡の大手門が開くと、総大将をはじめとする騎馬武者が次々と出陣。沿道には大勢の観客が並び、色鮮やかな旗指し物を翻して進む姿に声援を送った。

 午後には騎馬武者が雲雀ケ原祭場地(南相馬市)に集い、宵乗り競馬が行われた。(河北新報)
<写真>沿道から盛んな声援を受けた騎馬武者=23日午前9時30分ごろ、相馬市の相馬中村城跡前