2010年10月7日木曜日

存続か廃止か…金沢競馬の議論が本格化

 金沢競馬の経営状態を検討する委員会が6日、開かれ、委員が競馬場を視察しました。金沢競馬は2007年度からの3年間で経営を黒字化できなければ、廃止が検討されることになっていました。最初の2年間は黒字でしたが昨年度は赤字に落ち込みました。しかし、昨年度についてはリーマンショックなどの影響が大きかった要因もあるとして存続か廃止かの判断は今年度に先送りされています。この日は、金沢競馬の経営状態を検討する委員会が競馬場を視察し、一部、老朽化した施設の実態を確認しました。今年度は県営開催レースの中間収支が3000万円の赤字となるなど、厳しい経営が続く金沢競馬。視察後の会議では委員から、老朽化した施設を改修するとしてどれだけの費用が必要になるのか、県に回答を求める場面もありました。(北陸朝日放送)