2009年6月17日水曜日

騎手たちが病院に車いす贈呈

 岩手競馬の騎手たちが盛岡市内の病院に車いすを贈りました。岩手を代表する騎手がレースで着ている服をデザインした車いすです。
 車いすを贈ったのは、岩手競馬に所属する騎手たちの集まりである岩手県調騎会騎手部会と、競馬グッズを製作している会社です。今日は騎手部会会長の小林俊彦騎手から盛岡市立病院の加藤章信院長に車いすが引き渡されました。車いすは、騎手関連の競馬グッズが発売される際に騎手部会に支払われる著作権料で作られたもので、病院の患者さんにも岩手競馬を身近に感じてもらおうと、背もたれの部分は岩手のトップジョッキー、菅原勲騎手がレースで着る服と同じデザインです。騎手部会はほかにも施設の子どもたちを競馬場に招待するなど様々な福祉活動をしていますが、車いすの贈呈は今回が初めてで、小林騎手は「これからも続けていきたい」と話していました。(岩手放送)