2009年6月30日火曜日

ホッカイドウ競馬売上額 門別は計画比28%増 ナイター効果来場者1・5倍に

 【日高】再建に向けて正念場を迎えている、本年度のホッカイドウ競馬が始まって2カ月。新たにメーン会場となった門別競馬場での売り上げは好調だが、札幌開催分と場外販売を含めた総計では計画比5%以上のマイナスで、苦しいスタートとなっている。(舘山国敏)

 本年度から運営を委託されている北海道軽種馬振興公社(日高町)によると、いずれも場外発売分を含め、4月29~5月14日の札幌開催(計6日間)の売り上げは計画比88・5%、5月20~6月25日の門別開催(計14日間)は同96・7%。総計では同94・4%の約26億9000万円。

 スタンド新設などのリニューアルを行い、全レースを夕方から夜間にかけての開催とした門別競馬場での売り上げは、計画比128%の約9500万円と健闘。一日平均500人を見込んでいた来場者数も、1・5倍の約750人をキープしている。前年度と比べても来場者数は55%増で、同公社は「若者も多く、ナイター効果がはっきり現れている」とする。

 しかし、売り上げ全体の約90%を占める場外での売り上げ増なしに、全体での収支改善は難しい。今後は、道内16カ所の場外馬券発売所を増やすなどの発売拡大策に特に力を入れる。8月には登別に場外発売所がオープンするほか、釧路にもできるだけ早い時期に開きたい考え。また、他の地方競馬との連携発売も拡充を図る。

 同公社の井村勝昭専務は「道内経済が低迷し厳しい環境の中だが、本年度の単年度赤字を3億円に圧縮するという計画を何としても達成したい」と話している。(北海道新聞)