2009年12月21日月曜日

ジョッキー優勝金を積み立てて贈り物 水沢で騎手部会


 岩手競馬騎手部会は20日、盛岡市の児童養護施設「和光学園」の子どもたちを水沢競馬場(奥州市)に招き、クリスマスプレゼントを贈呈した。
 騎手部会の小林俊彦会長が「レースも見て、競馬場を楽しんでください」とあいさつ。サンタクロース姿や勝負服の騎手10人が、21人の子どもたち一人一人に野球道具やおもちゃなどを贈った。
 盛岡市青山小4年宇田詩織さん(9)が「騎手の皆さんも体に気を付けて活躍してください」と述べ、お礼にクリスマスカードを手渡した。
 子どもたちは引き続き、サラブレッドの乗馬を体験したり、レースを観戦したりして競馬場の雰囲気を楽しんだ。
 岩手競馬では毎年、年間1400レースで優勝した騎手が1レース100円ずつを積み立て、岩手県内の児童養護施設にクリスマスプレゼントを贈っている。(河北新報)
写真=騎手(中央)からプレゼントを渡され、大喜びする子どもたち