2010年9月9日木曜日

笠松競馬の女性専用席、本年度利用者500人突破


 笠松競馬(羽島郡笠松町)が平日の一部の競馬開催日に設置している「レディース専用席(ドリームルーム)」の本年度利用者が8日、500人を突破した。特別席で観戦できる上、地元料亭の弁当も付きながら500円(入場料込み)という割安感でリピーターも多い人気席。同日、同競馬場で記念セレモニーが開かれた。

 同ルームは3年前に開設。特別席でレースを観戦でき、多くの日に初心者向けの競馬教室が開かれる。さらに地元料亭の弁当が付いて500円で利用できるため、本年度の利用者は前年同期比50%増と好調なペースで推移している。
 500人目となったのは、名古屋市の長谷川幸美さん(50)。前後賞の各務原市、春日井香代さん(39)と同市、肥後葉子さん(45)と合わせて3人に、騎手のサインや蹄鉄(ていてつ)グッズなどが贈られた。
 長谷川さんは、月1回のペースで利用しているといい、「競馬場は男性の来る場所というイメージがあったが、気軽に楽しめる。ゴール前の特等席で観戦できるのが楽しい」と魅力を話した。
 利用には事前予約が必要。予約、問い合わせは同競馬場、電話058(387)9079。(岐阜新聞)
【写真】写真:笠松競馬の女性専用席、本年度利用者500人突破ドリームルーム利用者が500人を突破し、関係者と喜ぶ女性ら=羽島郡笠松町若葉町、笠松競馬場