2010年9月28日火曜日

赤字の金沢競馬 改善計画を検証

 金沢競馬(金沢市八田町)の経営状況を検証するため、有識者による経営評価委員会が27日、県庁で開かれた。

 県営、市営を含む金沢競馬は、入場者数の減少などで慢性的に赤字が続き、2007年3月に経営改善計画を策定。インターネットによる馬券販売、職員削減や業務の外部委託など、3カ年での黒字達成を目指していた。初年度、次年度は黒字となったが、09年度は両開催分を合わせて約6500万円の赤字で、今年上半期の県営収支も約3千万円の赤字となった。

 経営評価委は3カ年計画の検証をし、今後数回の会合を重ねながら金沢競馬の開催のあり方について県と市に提言する方針。(朝日新聞)