2011年6月22日水曜日

競馬水沢開催、年内追加も

 震災でスタンドが損傷し、開催を見送っている水沢競馬場について、地方競馬全国協会(NAR)が復旧経費の9割を補助すると県競馬組合に内示した。年内の水沢開催を目指し、今月中に補修工事を始める。

 21日、奥州市役所で行われた市議会競馬事業調査特別委で、同組合の佐藤博事務局長が報告した。開催に必要なスタンドの復旧経費は、新たに屋根の破損が見つかったため2億3000万円となった。NARに支援要請したところ、20日に内諾を得た。水沢競馬場の復旧の見通しが立ったことで、12月中旬~1月上旬の追加開催を検討している。(読売新聞)